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2011年10月21日金曜日

Dum Dum Girls / Fitnes Forever

sumireです。
私の夢は音楽ライターになることでした。
気付けば音楽雑誌を買っては、色んな人の
文章を読んで、吸収しようと精一杯だったのを思い出します。
私の憧れは何を隠そうロッキングオンでご活躍だった
坂本麻里子さん(今はロンドンに移住し、素敵なblogをやっております)
彼女の音楽に対する深い愛情が伝わる文章が大好きでした。
好きな音楽を自分の言葉で伝える意義を意識したのも
坂本さんの存在が大きかったです。
私もすこしずつでも彼女に近づけたら良いなあ。
と言う事で、私が書いた文章の営業報告です。

■Dum Dum Girls - "Only In Dream"




前作"I'll Be"でも書かせて頂いたのですが
今回も色んな意味でDee Deeの色が出た作品になっていると思います。
前作に比べてHi-Fiなサウンドに驚いてしまうfanも
いるかと思うけど、彼女のチャレンジ精神に私はとても
共感しました。Hi-FiになってもDee Deeらしさは変わらず、
つっぱり姉ちゃん風なのに中身は乙女なんですね。



ジャケットでは幽体離脱しちゃってます(この写真なんだか元ネタありそうですね)


■Fitness Forever - "Personal Train"



スペインの老舗indie popレーベルelefantの。勿論スペインのアーティストが
メインですが、時には北欧であったり、イギリスであったり多様。
その中でもイタリアは珍しいのですが、Fitness Foreverはバカラックや
Free Designの様なソフトロックのバンドから影響を受けた今では珍しいバンドです
(以前はsiestaなどラウンジ音楽の割合が高いバンドも沢山いました)
勿論今のバンドなので楽器も新しいですし、全てを再現できている訳ではないけれど
かなり良い線いっていると思います。
elみたいなjiveやjazzなどの影響をもったアーティストが多いレーベルと
並べて聴きたいアルバムです。

フランスの映画のサントラとかに使われてそうな陽気なナンバーが特にお気に入り。
こういうサウンド、本当に今のインディー好きには聴きなれないものかもしれないけど
そんな人にこそソフトロックの入門盤として参考にしてもらえれば
良いなあと思います。何より、曲もアレンジも最高にカッコいいので
そこを評価してもらえるととても嬉しいです!

日本盤はTKO Corporationからのリリース。(本当にありがとうございます!)




同時発売のLa Casa Azul(Apple Crumble Recordsの松本さんが解説を書いています)
も併せて世界の上質なindie popを味わって頂けたら嬉しいです。


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sumire